上里学園みらい塾 神戸校さんにて、ルワンダとつながる国際社会科見学を開催しました。
ご縁をいただいたのは、2020年10月の神戸でのイミゴンゴ展のときでした。
まずは7月27日にルワンダの基本情報のレッスンを。
ルワンダってどこにあるの?
どのくらいの大きさなの?
どんなことばを話しているの?
どんなお仕事があるの?
どんな食べ物を食べてるの?
などなど、お写真でルワンダの様子をお届け。
その中で、ルワンダの手仕事である
「イミゴンゴ作り」と「バナナペーパー作り」をご紹介しました。
仔牛の糞から作られるルワンダ伝統アート イミゴンゴ
バナナの茎から手漉きで作られるバナナペーパー
そしてレッスンの翌週、この2つの工房を実際に訪問しました。
参加してくださった子どもたちは1歳半から12歳。
8月3日のイミゴンゴ工房訪問では
本物のイミゴンゴを教室で見ながら
作り方を教わったり
作り手さんに直接質問してみたり
こうやって作ったのかなぁ?と作り方をまねしてみたり
イミゴンゴ工房のメンバーも日本の子どもたちとおはなしして、ルワンダの文化を伝える時間に終始まえのめり
終盤では盛り上がって歌とダンスもはじまりました。
8月4日のバナナペーパー工房訪問では
バナナ畑の中からお届け
バナナの赤ちゃんを見つけたり
紙漉きの様子をはじめから最後まで見てみたり
工房のメンバーにルワンダ語で挨拶をしてみたり
教室にある本物のバナナペーパーを触ってみたり
バナナペーパー工房の作り手さんたち
ルワンダの各工房と画面越しにおはなししながら
その工房で実際に作られたものを手元で触る
距離を越えたまなびの時間をご一緒することができました。
子どもたちから寄せられる質問にはハッとさせられることばかりで
日本と同じところ、日本にはないところ
なんでそうなってるの?どうしてそうするの?を一緒に探していくことが
とても楽しいひとときでした。
作られたものを手にしたとき
それがどのように作られたのか
誰が作ったのか
どんなところで、どんな顔で作られたのか
遡ることが難しい品々もたくさんある中で
もののはじまりを辿る旅に出ることは
そのモノ「そのもの」を受け取る一助になるのでは、と感じています
形あるものいつか壊れる
質量あるものいつか崩れる
いずれにせよ終わるのなら、そのはじまりを知っていると終え方も少し変わってきそう
終わりは次のはじまり
どのように終えるかがまた、どのようにはじまるかにつながる
そのループの温度に目を向けていきたいです
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上里学園みらい塾 神戸校
2021.8.7